ピアノコンクール予選で起きた「まさか」の出来事!小手指のピアノ教室

ピアノコンクール予選で起きた「まさか」の出来事!小手指のピアノ教室
こんにちは!小手指のピアノ教室の宮本理恵です。
先日、生徒さんの付き添いで、あるピアノコンクールの予選へ行ってきました。
当教室からは小学2年生のAくんが出場し、見事「優秀賞」を受賞しました!大きなプレッシャーに負けず、全力を出し切った見事な演奏でした!

今回の予選では、1つのブロックで、60人の演奏を聴く機会がありました。
全員が同じ課題曲を弾くという環境です。
弾く側も聴く側も忍耐が必要な審査後半、驚きの光景を目にしました。
出場者60人のうち、4人もの演奏者が、本番で「1オクターブずれて」弾き始めてしまったのです!

「本番で鍵盤の位置を間違えるなんてあり得ない」と思うかもしれません。
しかし、コンクールのステージには独特の緊張感があります。
いつもと違う場所、会場、スポットライト、椅子もピアノもピカピカで、家とは違う!
頭が真っ白になると、いつも弾いているピアノなのに、最初に手を置く位置が突然わからなくなってしまうのです。
今回のコンクールでは、慌てて途中で弾き直す子もいれば、オクターブがずれたまま、最後まで弾ききる子もいました。
ピアノ指導者として経験した「まさか」
実は、私自身にも苦い経験があります。
もう15年以上前ですが、教え子が、コンクールの本番で、1オクターブ高く弾き始めてしまったのです。
その生徒さんは、ステージ経験が豊富な子でした。だからこそ、私の中に「この子ならもう大丈夫」という油断があったのだと思います。今でも深く胸に刻まれている教訓です。
本番で実力を発揮するためには、技術はもちろん、当日の心理に寄り添い、まさかの事態を踏まえた入念な準備が必要だ、と痛感しました。
この事件以来、「本番では、椅子が高すぎる場合はこうしてアピールする、ピアノのマークと手の位置を確認する、おへそがこの音に来るように座る…など、当たり前のことを1つ1つ確信しながらレッスンしています。

ステージで迷わないための「自分で判断する力」
ハプニングが多発する中、優秀賞をいただいたAくんは、とても落ち着いていました。
自分の音をしっかり聴いて、ベストな演奏を披露してくれました。
大舞台で緊張にのまれないためには、「先生に言われた通りに動く」だけでは足りません。
ステージの上では一人。最後は、自分で判断できる力が必要です。
だからこそ普段のレッスンでは、子どもが「自分で考えること」を大切にしています。
これからも、生徒さんがステージで最高の演奏ができるように…日々レッスンしてまいります。


