小手指のピアノ教室3歳さんの成長記録

小手指のピアノ教室3歳さん成長記録 

こんにちは!宮本理恵です。

「ピアノは何歳から始めたらいいでですか?」

保護者の方から、よくこんなご質問をいただきます。

もちろん、幼児さんは個人差が大きいので「○歳です」と言い切れる年齢はありません。

ですが当ピアノ教室は、2歳からのレッスンで「音楽の土台」を積み上げ、3歳さんが続々と発表会デビューしています!

今日は、一年前2歳でピアノレッスンを受け始めたAくんが、当ピアノ教室でどのようなレッスンを受け、どう成長してきたのかを、具体的にご紹介します。

月2回でも大丈夫?2歳でスタートしたピアノレッスン

Aくんが教室に来てくれたのは、2歳になったばかりの頃!しかもレッスンは、ご家庭のご都合で月2回のみでした。

正直なところ「2歳・月2回でどこまでできるだろう?」という不安がありました。

ですが、今振り返るとAくんはこの1年で、飛躍的な成長を見せてくれました。

2歳のレッスンでまず取り組んだのは、音楽を理解するための「土台作り」でした。

①リトミックで身体と聴く力、集中力を育てる

音楽の土台作りに適しているのは、なんと言ってもリトミック!

リトミックはより本能的な音楽体験を積み重ねることができ、ビートやリズムだけでなく、音の高低や大小など、より音楽的感性を育てることができます。

Aくんは、この一年で音感が身につき、ドレミのカードで音の聞き分けもできるようになりました!

②数字の歌で、数字と数を理解する

2歳さんは、数字が読める子もいれば、まだ読めない子もいます。

「1、2、3」と言うことができても、意味を理解していないこともあります。

なのでまず「すうじのうた」の童謡で数字を覚えてから、絵本を使って「たまごはいくつ?」「花は何本?」と問いかけ、数を数える練習をしてきました。

「すうじのうた」は、10番まであるので歌詞を覚えるのも一苦労ですが、記憶したことを思い出すことで、脳の神経回路を発達させ、ワーキングメモリ(短期記憶)を育てることができます。

Aくんは歌も車も大好き!家庭ではドライブ中に、車のナンバーを読む姿も見られたそうです。

③指番号の積み木を使って運指トレーニング

ピアノが弾けるようになるためには、楽譜から情報を読み取り、指を即座に動かさなければいけません。「見て・覚えて・判断して・動かす」という連携動作が不可欠です。

ですが、まだ右も左も怪しい幼児さんに「右手の3指で弾こう」なんて言っても無理な話です。

なので、当ピアノ教室では、指番号用の積み木を使って、遊び感覚で指を動かす練習をしています。

Aくんは「1、5、3」と数字を読みながら指を動かせるようになりました。

3歳でピアノの発表会デビュー!連弾と歌のソロも披露!

Aくんは、ピアノ教室に通って9ヶ月後、当ピアノ教室のピアノの発表会にも参加しました!

ピアノは保護者さまと連弾で出演!そして、歌のソロステージも見事に果たしてくれました。

小さな身体で堂々と歌うAくんに、会場からたくさんの拍手が湧き上がりました!

3歳だから発表会なんて無理‥ではないのです!

現在、Aくんは3歳。教室に入ると、自分からシールを貼り「指番号やってから、ピアノ」と言って、自分から積み木を出してくれます。

5本の指番号を守って「ひげじいさん」がピアノで弾けるようになっています。

色音符を読んで、ドレミ、ドレドと言えるようになっています。

何よりも、30分間、一対一でレッスンを受けることができています!

2歳、3歳のレッスンで作る音楽の土台は、一生ものになる

2歳〜3歳は、一生のうちで、最も脳の神経回路が密につながる時期

この時期に体験したことが、脳の神経回路として優先的に残ります。が、使われなかった神経回路は死滅してしまいます!

そして、0〜3歳までが、脳の聴覚野が洗練される時期。この先の言語や音楽、感覚理解の基礎となります。

だからと言って、ピアノを「弾く」にはあまりにも体が小さすぎる‥

3歳までは、とにかく音楽を聴いて、感じて、楽しみながら自然に学んでいくことが大切で、何よりも効率的です。

少しの音楽体験でも、一生分の脳の土台を作ることができる、2〜3歳の時期。

2歳〜3歳でピアノのレッスンをする理由が、ここにあるのです。

みやもとピアノ教室は、2歳からのピアノレッスンで、所沢市内だけでなく東京都内からもお通いいただいています。

ただいま体験レッスン受付中!ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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