リトミックってどんな効果があるの?所沢のリトミック教室
リトミックってどんな効果があるの?所沢のリトミック教室
こんにちは!みやもとピアノ教室の宮本理恵です。
リトミックとは、スイスの音楽教育家エミール・ジャック=ダルクローズが考案した、音楽教育、人間教育法です。
幼児期からリトミックのレッスンを受けると、実にさまざまな効果があります。

音楽のビート感、リズム感が身につく
二つ同時鳴っている音楽も聴き分けられるなど、音楽の細部まで聴く力(音感)が身につき、よい耳に育つ。
音楽を聴いて情景が思い浮かべられるような感性豊かな子になる
音は形には残らないものなので、その場で聴いた音を覚えるなどの記憶力、集中力、判断力が身につく

テンポに合わせる、周りのお友達に合わせるなどの、自己統制力が身につく‥
グループレッスンなので、コミュケーション能力や、協調性が身につく
たくさん書き出しましたが、音楽を聴いて、考え、判断し、解決するという経験を積むことで、音楽的にも人間的にも成長することができるのです。
音感やリズム感など、リトミックの効果を具体的に
たとえば、リトミックの基本活動である、音楽が鳴ったらビートにのって歩く、止まったら歩くのをやめる、GO & STOP。
これは、音楽のビートに合わせて歩きますので、ビート感(拍感)が身に付きます。

そして、リトミックはピアノの即興演奏で活動します。その時々で、テンポも違えば、音の大きさも違います。
音楽をよく聴いていないと、音楽に合わせて動けませんので、集中力が身につきます。

音楽が止まって、歩くのをやめることができれば、ルールを守れたことになります。
幼い幼児さんは最初はわからないので、保護者さまを見て止まりますが、回数を重ねていくと、自分自身で判断し、止まれるようになります。
ルールを守ることは、危険行為を回避する自己コントロール能力につながります。自己コントロール能力は遺伝ではなく、経験によってのみ身につけることができる、非常に大切な能力です。

次にリズム感。3歳さんに「ヒコーキ」と言いながら、その言葉のリズムをたたかせてみます。
「ひ、こー、き」と言葉で言うのは簡単にできます。
けれど、リズムがシンコペーションなので、たたきにくいのです。
正しく言うことはできるけれど(頭では理解できている)「こー」の部分の二分音符の長さを保ち、「き」の4拍目で再びたたくことが難しい。これは、心と身体のコントロールが不十分なのです。

リトミックは、心と身体の調和を目指しています。
リトミックを経験していれば、「2分音符」という言葉は知らなくても、長い音符の空間を身体で感じ、表現できるようになります。
シンコペーションのリズムでも、上手にたたくことができます!

たとえば、rit.(リタルダンド)。「テンポをだんだん遅く」という音楽表現。
ピアノレッスンをしていると、rit.を見た瞬間、急に遅く弾いてしまう生徒さんや、そのままのテンポで弾いてしまう生徒さんがいます。
これも、正しい音楽のイメージができていない、体のコントロールが不十分、といった原因が考えられます。
リトミックを経験している生徒さんなら、すでにrit.を身体で感じ、何度も経験していますので、すぐにピアノの演奏に置き換えることができるのです。
ピアノの始める前から、音楽的な表現力が、身に付いているということです。

さらには、音の高低や、大小。音にも高い低い、大きい小さいがあります。
リトミックは、体で高い音、低い音、大きい音も小さい音も表現します。
やがてピアノを演奏をする際、身体全体で感じていた音楽をイメージし、音楽的な表現力が、より豊かになります。

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