リトミックってどんな効果があるの?

リトミックってどんな効果があるの?

こんにちは!みやもとピアノ教室の宮本理恵です。

コロナ禍ではありますが、この秋、所沢駅近くでリトミック教室をオープンします。

リトミックとは、スイスの音楽教育家エミール・ジャック=ダルクローズが考案した、音楽教育、人間教育法です。

幼児期からリトミックのレッスンを受けると、実にさまざまな効果があります。具体的な効果としては…

音楽のビート感、リズム感が身につく

音楽の細部まで聴き分ける力(音感)が身につき、よい耳に育つ

感性が磨かれる

記憶力、集中力、判断力が身につく

グループレッスンでコミュケーション能力や、協調性が身につく

想像力、表現力が身につく

自己統制力が身につく

「音楽教育」だけでなく、「人間教育」としても効果があります。

音を聴いて、どうしたら良いかを考え、判断し、解決するという経験を積むことで、人間的にも成長することができるのです。

リトミックの効果を、さらに具体的に説明します!

リトミックの効果を、さらに具体的に説明します。

たとえば、リトミックの基本活動である、音楽が鳴ったらビートにのって歩く、止まったら歩くのをやめる、GO & STOP。

これは、音楽のビートに合わせて歩きますので、ビート感(拍感)が身に付きます。

そして、リトミックはピアノの即興演奏で活動します。その時々で、テンポも違えば、音の大きさも違います。

音楽をよく聴いていないと、音楽に合わせて動けませんので、集中力が身につきます。

音楽が止まって、歩くのをやめることができれば、「ルールを守れた」ということになります。

幼い幼児さんは最初はわからないので、保護者さまを見て止まりますが、回数を重ねていくと、自分自身で判断し、止まれるようになります。

これは、危険行為を回避する自己コントロール力、自己統制力につながります。

自己コントロール力は遺伝ではありません。経験によってのみ身につけることができる、人間にとって非常に大切な能力です。

次に、リズム感。

たとえば、3歳さんに「ヒコーキ」と言いながら、その言葉のリズムをたたかせてみます。

「ひ、こー、き」と言葉で言うのは簡単にできます。

けれど、リズムがシンコペーションなので、たたきにくいのです。

正しく言うことはできるけれど(頭では理解できている)「こー」の部分の二分音符の長さを保ち、「き」の4拍目で再びたたくことが難しい。これは、心と身体のコントロールが不十分なのです。

リトミックは、心と身体の調和を目指しています。

リトミックを経験していれば、「2分音符」という言葉は知らなくても、長い音符の空間やエネルギーを身体で感じ、表現できるようになります。

シンコペーションのリズムでも、上手にたたくことができます。

たとえば、rit.(リタルダンド)。「テンポをだんだん遅く」という音楽表現。

ピアノレッスンをしていると、rit.を見た瞬間、急に遅く弾いてしまう生徒さんや、遅くできず、そのままのテンポで弾いてしまう生徒さんがいます。

これも、正しい音楽のイメージができていない、体のコントロールが不十分、といった原因が考えられます。

リトミックを経験している生徒さんなら、すでにrit.を身体で感じ、何度も経験していますので、すぐにピアノの演奏に置き換えることができるのです。

ピアノの始める前から、音楽的な表現力が、身に付いているということです、

所沢駅近くのリトミック教室オープン!

所沢駅近くの親子リトミック教室、トコリト。いよいよ10月にオープンします!

楽しいレッスンとはどんな感じなのか?実際のレッスンを見学してみませんか?

所沢駅近くでアクセスも便利。参加費無料ですので、ぜひお気軽にお申し込みください。

【所沢駅近くのリトミック教室 レッスン見学会】

2021年10月15日(金)、10月29日(金)

10:10〜10:50

詳しくはリトミック教室からどうぞ!