小手指のピアノdeクボタメソッド2歳と5歳の違いとは
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小手指のピアノdeクボタメソッド2歳と5歳の違いとは
こんにちは!宮本理恵です。
小手指のみやもとピアノ教室には、たくさんの幼児さんがピアノdeクボタメソッドコースに通ってくれています!
ピアノdeクボタメソッドは、脳の神経細胞が飛躍的に増える2歳〜5歳までの、期間限定メソッドです。
「第二の脳」と呼ばれる指先を使って、先生のマネをしてピアノを弾くことで、記憶力や集中力のある、賢い子を育てます。
今日は2歳児と5歳児の、ピアノdeクボタメソッドの「違い」をご紹介します。
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2歳さんは「やりたい」を引き出すレッスン!
♪2歳児のレッスン
2歳ですから、ノリの良い日もあれば、ご機嫌ななめの時もあります。
一人一人の個人差が大きく、指先を使ってチョキができたり、できなかったりです。
色や形は理解していても、数や量、長さなどの数学的な認識はまだ曖昧ですので、楽譜は使いません。
それでも、2歳さんが共通して大好きなのは、音楽に合わせてドレミのエレベーターに乗る活動!
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感情、感覚で生きている2歳児は、やりたくないことはやりません。
なのでレッスンでは、ピアノで気分がのらなければ歌、歌がダメならリトミック、リトミックがダメなら楽器、それもダメなら知育教具、教具がダメなら絵本など…
レッスン前に、あらゆる引き出しを用意しておき、その子が「やりたい!」と思うことを見つけます。
そして、その活動の中に、音楽的要素やメソッドを、プラスしていきます。
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集中していない?実はしっかり学んでいます
レッスン中、集中できないお子様の様子を見て、保護者さまは
「せっかく連れて来たのに、今日は全然やらなかった」
と、がっかりされるかもしれません。
けれど、レッスンの効果がなかったかというと、全くそんなことはありません。
ここで、2歳さんの保護者さまのご感想を、一部ご紹介します。
♪2歳のAくんの保護者さまより
♪2歳のAちゃんの保護者さまより
♪2歳のBちゃんの保護者さまより
幼児期において最も大切なことは、実際に五感を使って体験すること。
レッスン中、積極的にやらなくても、お子様は、しっかりと見て聴いて感じて、記憶しているのです!
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5歳でピアノdeクボタメソッド修了!ピアノコースへ
5歳のAちゃんが、ピアノdeクボタメソッドコースを卒業し、ピアノコースへ進級することになりました!
入会当初はまだ年少さんで体が小さく、ピアノの椅子に座るのも大変だったAちゃん。
右手で「ドレミ」が弾けても「ドレド」が弾けませんでした。
幼児さんにとって、1→2→3の順で指を動かすことはできても、1→2→1と指を動かすのは、とても難しいのです。
1年半がたち、Aちゃんは「オルガンピアノの本」を使い、ドレミを読み、両手奏もできるようになり、ハ長調やト長調のスケールも弾けるようになりました。
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先日のレッスンでは「なかまカード」を使って、どれだけ記憶力や集中力が身についたのか、ピアノdeクボタメソッドの課題をやってみました。
なかまカードを使ったレッスンは、カードを見ながら、右手→左手→右手と交互に、ピアノのフレーズを弾いて覚えていきます。
たとえば、ねこ(ミードー)→みかん(ドシドー)→くろねこ(ドドレミ)など。
先生がまず先に、ピアノで簡単なフレーズを弾き、生徒さんは先生の弾く手を見て、聴いて、覚えます。
楽譜はありません。あるのはカードと、先生のお手本演奏、一回だけです。
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集中して覚えないと、大人でも、教える側ですら「次の音、何だったっけ?」というようになってしまいます。
音の記憶(聴覚野)、鍵盤上のドレミの記憶(視覚野)、指先の記憶(運動連合野)をたどり、フレーズを再現します。
一見、カードで遊んでいるように見えますが、実際にやってみると、頭をフル回転させていることがよくわかります。
Aちゃん、課題を見事にクリアできました!
レッスンでは、ピアノdeクボタメソッドの他にも、ソルフェージュやリズム活動をしてきたので、譜読みできるようになり、スムーズにピアノコースへと進級することになりました。
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いよいよピアノコース!音楽の芽がぐんぐん伸びる
みやもとピアノ教室がピアノdeクボタメソッドの認定教室になって、2年足らず。メソッドの修了生は、まだ数人です。
それでも、入会当初1〜2分しかピアノに向かえなかった2歳さんが、一年後20分ピアノに向かえるようになっています。
ピアノコースに進んだ6歳さんは今、ベートーヴェンの「月光」を弾いています。
これまでピアノdeクボタメソッドで培ってきた音楽の芽。これから先ぐんぐん伸びて、たくさんの「花」が咲くように…
今日もひたすら全力で、生徒さんと向き合いながらレッスンしています。
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