ピアノはいつまで習い続けたらいい?ピアノ教室をやめる時

ピアノはいつまで習い続けたらいい?ピアノ教室をやめる時

こんにちは!みやもとピアノ教室の宮本理恵です。

わが子が3、4歳になり、楽しそうに歌っているのを見ると「そろそろピアノでも習わせようかな」‥と思われる保護者さまも多くなります。

その一方、いざピアノを習わせてみても、練習しなくなったり、他の習い事や宿題で忙しくなると「いつまでピアノを習わせたらいいのか‥」と考えるようにもなります。

ピアノ今日は、いつかはやってくる「ピアノレッスンのやめ時」について書こうと思います。

ピアノレッスンのやめ時 中1、中3、小4の壁

一般的に、生徒さんがピアノ教室をやめるタイミングとして多いのは、中学校、高校、大学などの、進学の前後のタイミングです。

細かく時期を考えてみると

部活やテスト勉強が忙しくなり、継続が難しくなる、中1の春

部活やテスト勉強を乗り換えたとしても、高校受験に集中する、中3の夏

そして、中学受験で塾が本格的になる、小3の2月。小4になる前!

中学受験のためにピアノ教室をやめた生徒さんは、受験が終わると再開するケースも多いようです。

これらの壁は、生徒さんの大切な進路に関わることなので、仕方のないこと。

ピアノを教える立場からすると、この壁の前まである程度のスキルを身につけさせなければなりません。

だからこそ、日々のレッスンの積み重ねがとても大切。計画も目標もなくレッスンをこなしていると、数年経っても「何にも身についていなかった」ということになりかねません。

いつまでに、どのレベルまでピアノを弾けるようになりたいのか、早いうちから目標を明確にしてレッスンを進める必要があります。

幼児期では早すぎる!ピアノに向いている、向いていない

多くはありませんが、幼児期にピアノ教室をやめてしまった‥というケースも聞きます。

これは正直、早すぎるなと感じます。

本当にピアノを好きになるのは、たくさんの音楽を聴いて、弾いて、感動体験をしてからこそ!

やめる理由も人それぞれだと思いますが、ピアノに向いている、向いてないは、幼児期では判断できません。

幼児さんは正直ですから「レッスンに行きたくない」と言うこともあるでしょう。

でも行きたくない理由は「面倒くさい」「もっと遊びたい」「眠い‥」というような理由ではないでしょうか。

ピアノ教室に着いて、楽しく過ごしているようでしたら、保護者さまも深く考えず乗り越えてほしいと思います。

問題は、教室に着いても楽しそうではなくずっと「行きたくない」と言う場合。

幼児さんは感覚で生きていますから、言葉では伝えにくいような抵抗を感じているのかもしれません。

この場合は気分を変えて、他の教室の体験レッスンを受けてみるのも良いと思います。

たとえ教室が変わっても、どうかピアノは続けさせてほしいと思います。

小学校低学年で「ピアノをやめます」と言う前に確認したいこと

小学校低学年でピアノをやめてしまったというケースもよく聞きます。

この時期に多いのは「練習しないからやめる」「向いてないからやめる」という理由です。

ここでピアノを指導する立場として、保護者さまに確認したいことが3つあります。

①ピアノの発表会に参加しましたか?

ピアノは、誰かに聴いてもらってこそ、喜びがあります。

目標に向かって練習し、ステージを経験することで、達成感や満足感を味わい「ピアノをやっていてよかった」「もっと上達したい」というモチベーションにつながるのです。

②ピアノ教室を休みがちではないですか?

残念ですが、教室を休みがちな生徒さんは、レッスンも長続きしないように感じます。

ご家庭でのレッスンの優先順位が低いと、ピアノの練習の優先順位も低くなります。上達も遅くなり、結果的に

「他の人より進みが遅い」→「ピアノに向いてないからやめる」という、悲しい結果を招いてしまいます。

③ご自宅にピアノはありますか?キーボードではないですか?

保護者さまの「本気度」が、お子様に大きな影響を与えています。

ピアノ教室で、グランドピアノを弾くことができても、家では鍵盤数の少ないキーボードだったり、ペダルがなかったりしたら、練習する気持ちが失せてしまいます。

「子供が本気になったらピアノを購入する」‥という前に。保護者さまにお願いしたいのは何よりも、ピアノを習う「環境づくり」です。

思春期こそやめてはいけない!ピアノの存在意義が変わります

小学校高学年から中学生くらいまでの思春期は、反抗的になる生徒さんもいます。

ですが、ここまで続けてきた生徒さんにとって、ピアノが弾けるということが、ご本人のアイデンティティにつながります。

学校でも「〇〇さんと言えばピアノ」と言われるようになります。

ピアノが「自己表現する手段」となり、自信につながり、なくてはならない存在となるのです。

受験や塾で忙しくなり、お金もかかる時期だと思いますが、ここまできたらもう、ご本人が「やめる」と言うまでは続けてほしい!

思春期は、記憶力が高まり運動機能も発達します。オクターブに手が届き、ペダルも豊かにコントロールできるようになります。テクニックも身につき、音楽的な理論も理解できる。ピアノの成長曲線がぐんぐんアップする時期なのです。

「トルコ行進曲」「ショパンのノクターン」など、有名なクラシックの曲が弾けるようになるのも、まさにこの時期!

ここまできたら基礎が身についていていますので、大人になって再開しても、すぐに感覚を戻すことができます。

長年ピアノを続けて身につけたスキルは、努力してきたご本人の成果であり、ピアノを習わせてくれた保護者さまからの、贈り物なのです。

大人になると、ピアノを弾く時間が格別なものになる

大人になってもレッスンをやめない‥というケースもあります。

実際、幼少期からもう20年近くレッスンを受けている生徒さんもいます。ここまで来ると、ピアノコンサートで聴くような大曲にじっくり向き合うことができます。

大学の勉強の合間に、仕事の合間に。家事や育児の合間に。

やらないければなないことから離れ、ピアノの音色にひたすら耳を傾ける時間は、日常から離れた格別な時間となります。

ピアノ教室は、ピアノを習う場所ですが、良い時も大変な時も、変わらない「安心できる居場所」

生徒さんが必要としてくれる限り、これからもピアノレッスンを通じて、生徒さんを励まし応援し続けづけたいと思います。

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