人見知りさんや消極的な子こそ、ピアノを習うといいのはなぜ?
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人見知りさんや消極的な子こそ、ピアノを習うといいのはなぜ?
こんにちは!みやもとピアノ教室の宮本理恵です。
初めてピアノ教室に来た時は、緊張でmお返事するのがやっとだった、人見知りの幼児さんたち。
ご入会後、2回目のピアノレッスンが終わりましたが、レッスンでは自分からご挨拶できるようになりました。
幼児さんの順応性と成長の速さには、本当に驚かされます。
今回は「ピアノを習わせたいけれど、人見知りだし、消極的だし、先生とコミュニケーションできないのでは‥」と心配されている保護者様へ。
幼児さんがピアノレッスンを通じて、どのように成長していくのか?
実際に、人見知りさんや消極的な生徒さんたちの成長ぶりを、ご紹介します。
レッスンで感じる人見知りさん、消極的な生徒さんの変化
♫5歳の女の子Aちゃん
体験レッスンでは、恥ずかしくて石のように固まり、ご挨拶できませんでした。
ですが、ピアノレッスンが始まると、音楽につられて少しずつ緊張がほぐれ、笑顔が見られるようになりました。
2回目のレッスンでは、ママよりも先に教室に入れるようになりました!
♫5歳の男の子Bくん
体験レッスンでは「まちがえたらイヤだ」「やらない」と言って、ピアノにも、ピアノ以外の活動にも、積極的に取り組めませんでした。
2回目のレッスンで、指番号をしっかりと覚えました。すると、自信がついたのでしょう。
この日は「自分でできる」と言って、指番号の積み木を積極的に並べ、指を動かす練習をしてくれました。
保護者さまや講師の心配をよそに、幼児さんはどんどん成長していきます!
ピアノ教室がなぜ、人見知りや消極的な子に向いているのか?
ピアノ教室がなぜ、人見知りさんや、消極的な子に向いているのでしょうか?それは、他の習い事と違って、先生と一対一だからです。
他人の目を気にしなくていい!しかも、しゃべるのが苦手な子でも、演奏で自分の気持ちを表現すればいい!
もちろん、はじめはピアノの先生に対して人見知りすることもありますが、ピアノの先生とは、毎週一対一で、自分を励ましてくれる存在ですから、いつか必ず心を開いてくれるはずです!
人見知りさんが一度心を開いてくれたら、ピアノの先生との信頼関係は、とても強いものになるでしょう。
さらに、褒め上手なピアノの先生だったら、レッスン中、必ず生徒さんの良いところを見つけて、誉めてくれるはずです。
誰とも比較せずに、その子だけを見て「前回よりもここがよくできたね」「よくがんばったね」と褒められたら…
消極的な生徒さんもどんどん自信がつき、自己肯定感が高まり、「自分はもっとこうしたい」という意欲も湧いてきます。
一年間、全くしゃべらなかった生徒さんが突然!
Cちゃんとの出会いは、Cちゃんが5歳の時。
極度の人見知りで、ピアノのレッスン中、私とは全くお話ができませんでした。
講師が無理やりコミュケーションを取ろうとしても、生徒さんに負担をかけるだけ…
Cちゃんとは、お母様を通じてコミュニケーションをとっていました。
そんなCちゃんが変わったきっかけは、コロナ禍!
コロナ感染対策のため、お母様は教室の外でお待ちいただいたのですが、お母様がいなくなったとたん、Cちゃんが驚くほどしゃべりだしたのです!
どうやらCちゃんはずっと、私と二人きりで話したかったようです。お母様に話を聞かれるのが恥ずかしかったんだそう。
幼児さんには幼児さんなりに、「本当はこうしたい」という複雑な気持ちがあるのです。
小1になったCちゃんは「今日は新しいサンダル履いてきたんだよ」「最後まで全部両手で弾けた」などと、たくさんおしゃべりしてくれるようになりました。
あれほど人前で自分を表現することが苦手だったCちゃんですが、今では、ピアノを見つければ、人目を気にせずどこでもピアノを試弾しているそう。
Cちゃんはさらに、ピアノのコンクールにもチャレンジし、賞がもらえるほどに成長しています!
人前で自分を表現する力が身につくから
ピアノは、誰かに演奏を聴いてもらうことで、成り立ちます。
ピアノが弾けるようになれば、必ず「誰かに聴いてもらいたい」と思うはず。誰にも聴いてもらわずに、一生、一人で黙々と練習できる人は、いないでしょう。
自己紹介、学習発表、プレゼンテーション、面接など…これからの長い人生、人前で自己表現をしなければならないことが、山のようにあります。
ピアノは、人前で自己表現する手段として、とてもよい習い事なのです!
ただピアノが上手に弾けるようになることだけでなく、ピアノレッスンを通じて、人間力を高めることを目標に、レッスンしています。
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