カワイこどもピアノコンクール予選 審査員からのコメント
カワイこどもピアノコンクール予選 審査員からのコメント
毎年年末に行われる、カワイこどもピアノコンクール地区予選大会。
今回はコロナ禍の影響により、コンクール当日は短時間での開催となり、審査結果は、後日、Web上で発表となりました。
演奏後、審査員の先生方による結果発表時の「講評」もありませんでした。
その代わり、審査員の一人一人から、出場者の演奏に対するコメントが、ご自宅に送付されました。
審査員からのコメントを一部ご紹介
今後の指導、勉強のために、生徒さんたちにお願いして、そのコメントを読ませていただきました。
生徒さんから了承いただけたので、コメントの一部をご紹介致しますと‥
●モティーフの中のアゴーギグがとても上手ですね!
●勢いがある中で、細いフレーズとの違いをよく表現できていて、よく考えられた演奏でした。
●スタッカートのはぎれがもう少しよくなると、さらに生きてきます。指先の意識を大切にしましょう。
などなど、嬉しいお言葉の数々。
ベテランのピアノの先生方や、ピアニストからのアドヴァイス!なんてありがたい!
さすがは審査員をされる先生方です。とにかくコメントが温かくて、褒め上手!的確なアドヴァイスもあり、否定的な言葉や表現などは、一切なし。
演奏のどこがよかったのかを、感想を含め、具体的に書いてくれています。
一日中、たくさんの演奏を審査しているというのに、どれほど真剣に、注意深く聴いてくれているのでしょう!
コメントからひしひしと伝わってくる「音楽愛」と「指導愛」
けれど、せっかくのお褒めの言葉も、内容や用語が専門的すぎて、小さな生徒さんには、ちょっと難しかったようです。
なので、翌週のピアノレッスンでは、コメントの解説を行いました。
コンクールに出場したからこそ、得られるもの
ピアノを長く習っていれば、家族や、ピアノの先生、お友達など、身近な人が演奏を褒めてくれることは、多々あります。
もしこれが、自分のことを全く知らない、プロのピアニストだったらどうでしょう?
「いい演奏でしたね!」なんて言われたら、うれしさも、モチベーションも倍増ですね!
子供も大人も、褒められることでモチベーションが上がり、さらなる「やる気」へとつながります。
これは、コンクールに参加しなければ、得られなかったことです。
「コンクールは、参加することに意義がある」とよく言いますが、コンクールは、生徒さんの音楽的、人間的成長のステップとして、とても大きな意義があるのです。
みやもとピアノ教室では、希望される生徒さんは発表会だけでなく、コンクールにもチャレンジしています。
ピアノを通じて、お子様のご成長を応援します。