カワイこどもピアノコンクール結果発表!コロナ禍の一年を振り返る
カワイこどもピアノコンクール結果発表!コロナ禍の一年を振り返る
こんにちは!みやもとピアノ教室の宮本理恵です。
2020年のカワイこどもピアノコンクール地区予選が終了。
カワイ音楽教室のホームページ上で、地区予選の審査結果が発表されました。
参加された生徒の皆様、コンクール当日までの、日々の練習、そして本番も、本当によくがんばりましたね!まずは心から拍手を贈ります!
ピアノレッスンもコロナに振り回されて
振り返ってみると、この一年は、本当にコロナに振り回されました。
前回、うたのコンクール予選で見事に入賞した生徒さんは、4月の本選に向けて、曲を決めてがんばっていました。
しかし、まさかのコロナ第一派。コンクール本選は、延期からの、中止。
そして、自粛からのレッスン再開後、感染対策のために、積極的には歌を取り入れることはできませんでした。
結局、今回、歌でコンクールにチャレンジする生徒さんは、いませんでした。
コロナ第二波。
今度は生徒さんの学校内でコロナ感染者が出てしまい、しばらくレッスンができませんでした。
コンクールの申し込み間近なのに!これには焦りました。
ピアノコースで参加した生徒さんは、ご自宅では電子ピアノで練習しています。
例年ですと、本番前に、レンタルスタジオを借りてもらうなどして、なるべくアコースティックピアノで練習してもらっていました。
コンクール本番は、大きなホールで、大きなグランドピアノですから、ご自宅の電子ピアノに慣れすぎてしまうと、こじんまりとした演奏になってしまうのです。
けれどコロナ禍の今年は、そんなお願いは到底、できませんでした。
それでも生徒さんはコロナに負けず
生徒さんは皆、コンクールという大舞台に向かって努力し、本番で全力を出し切りました!
「もしも、もう一回本番のチャンスがあったら、弾く?」と聞いても「もういい!」と言うでしょう!本番で最高のパフォーマンスができたのですから、どうか堂々と胸を張ってほしいと思います!
初出場のAちゃんは、1回目にして良い賞をいただけました!
Aちゃんの音色は太くてしっかりした音色。実は、他に合う曲がなかったのですが、当日、この曲を弾いたのはもう一人だけ。どうやら選曲が良かったようです。
コンクールの選曲は、実はとても重要であり、勝敗を左右します。時間をかけて、慎重に、そして戦略的に選びたいところです。
小3の生徒さんお二人は、コンクール5回目のチャレンジでした!
ステージでの立ち振る舞いも堂々としていて、さすがでした。
が、審査結果は去年よりも一つランクが下がってしまいました。今回からBコース(小3、小4)になったので、ぐっとレベルが高くなりました。
参加したお二人とも、身長は高くないので、ペダルを使用する曲を避けましたが、コンクール後半の小4の生徒さんたちの美しい音色、音量、そしてペダリングは見事でした。
どんな状況でも最後までやり抜くこと
今回のコロナ渦でのコンクールでは、例年にはない、たくさんのことを学ばせていただきました。
最も大切なことは、どんな状況であっても決して諦めず、目標に向かって最後までやり抜くこと。
すでに生徒さんから、「来年はもっとがんばりたい」という嬉しいお言葉をいただいています。
今回の参加者お一人お一人、新しい音楽的課題が見えてきました。
どんな状況であっても、継続してコンクールに参加することで、音楽的にも人間的にも、ますます成長することができる!
また初心にかえって、生徒さんと共に、楽しい音楽を、追求していこうと思います!
生徒の皆さん、感動をありがとう!