自力で作ったピアノ教室のホームページが検索に強くなるまで
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自力で作ったピアノ教室のホームページが検索に強くなるまで
こんにちは!宮本理恵です。
コロナ自粛時、iPadで作り始めた、ピアノ教室のアメブロとホールページ。
1日のアクセス数は1桁。それでも、地道に記事を書き続けた結果
国内最大級の子どもの習い事メディア「習い事スクスク」とスマホアプリ「スマートニュース」にも掲載されました!

習い事スクスクに掲載される元となったブログがこちら
このブログは「うちの子はまだ何も弾けないから」という理由で、発表会参加を断わられたことがきっかけでした。

そして「ピアノやめたい」とグチる生徒さんに苦戦してる最中、私の娘まで「ピアノやめたい」と言い出し、どうやって危機を乗り越えたかを、詳しく書いたブログです。
お子さまにピアノを習わせている保護者さまには、ぜひ読んでいただきたい内容です。

ピアノの先生がiPadでホームページを自作したきっかけ
ただの雇われピアノ講師であった私が一気に変わったきっかけは、コロナ自粛です。
コロナ禍、個人のピアノ教室が続々とオンラインレッスンに切り替えている中、大手音楽教室ではレッスンの休講が続いていました。
今こそ音楽が世の役に立つ時と思い、私は意を決して自宅で教室開講を決意。
「今はiPadでも作れるよ。ホームページならワードプレスがいいよ」と会社員の夫に言われ、コロナ給付金でiPadを購入し、ワードプレスにチャレンジしました。
今考えると、パソコンの方が便利ですし、無料でホームページが作れるサイトもたくさんあったのですが、当時の私は本当に無知だった‥

ピアノ教室ホームページ作成、やってよかった5つのポイント!
ピアノ教室のホームページを作成する上で、やってよかったと実感する5つのポイントをご紹介します!
①ワードプレスは検索に強い!
無知だった私は、夫に言われてワードプレスにしましたが、これが当たりでした!
ホームページ作成していく上で、YouTube動画を見たり、コンサルタントの無料講座を受けてみましたが、やはり「ワードプレスが強い」という話でした。
無料でホームページを作成できるサイトはたくさんありますが、検索で引っかからなければ、意味がありません。
ワードプレスを使うだけで検索対策になるのですから、使わない手はありません!

②あえて本を活用する
今はインターネットで検索すれば、ホームページの作成方法もたくさん出てきます。
検索結果がたくさんありすぎて、結局どれがいいかわからなくなる‥なんてことありませんか?
しかも、個人の記事も上位に載っているので、間違っていたり、古い内容である可能性もあります。
その点、書籍は一貫性があり、人の目を通して校正され出版されますから、信憑性が高いです。
私は下の写真の本を購入して、その通りにホームページを作りました。
この本でわからないところは、インターネットで検索して調べました。

③フリー画像は使わず、周りの人にモデルをやってもらい、写真を撮る
文章より伝わりやすいのが写真で、今はフリー画像が気軽に手に入ります。
私は「フリー画像」という存在すら知らなかったので、ママ友の子供や、自分の娘にお願いして、写真を撮らせてもらいました。
リトミック教室開講の際は、撮影のためにスタジオを借り、ママ友の子供に実際にレッスンをして、写真を撮りました。
(「楽しかった」と言って、そのままご入会につながることもありました。)

フリー画像は、ホームページ制作業者もよく使っていて、「ピアノ教室」を検索すると、同じ写真がたくさん使用されているのがわかります。
教室で実際に撮影した写真は「どんな雰囲気なのか」「どんな先生なのか」がよく伝わります。
体験レッスンで初めてピアノ教室に来た方が「思っていた雰囲気と違う‥」と感じないようにするために。
実際の教室で、写真を撮ることにこだわってホームページを作成しました。

④良い内容のブログを書く
雇われピアノ講師歴の長かった私には、ピアノにまつわるブログネタが山ほどありました。
日々のレッスンで、生徒さんや保護者さまに伝えきれないことが本当にたくさんあったので、1ヶ月に3記事は、ブログを書いていました。
ここで注意すべきは、ブログの内容です。
自分の書きたいことを書くのではなく、生徒さんや保護者さまが知りたいこと、悩み事の解決につながるような記事を書きました。
すると、アクセス数が徐々に増え、例えば「ピアノ 3歳」というビッグキーワードでも、教室のブログが検索上位に表示されるようになりました。
アクセス数第1位!3、4歳でピアノを習わせるなら知っておいてほしいこと

⑤最後はやっぱり、プロに見てもらう
コツコツと進めていたホームページですが、ピアノ教室オープンから半年以上たっても、生徒はゼロ、問い合わせもゼロ。不安な状態が続きました。
このままではいけないと思い、とあるビジネススクールに入会しました。
そこで、プロの方にホームページを見てもらい、そこで教わったことは
「ブログは育てるもの。一度投稿したら終わりではない」「何の記事なのかを明確にして、タイトルに検索キーワードを入れる」「ブログの最後にリンクを貼って、出口を作る」
なんと私のホームページは、本当に基本的な検索対策ができていませんでした。
一人であれこれ試行錯誤していましたが、やっぱりプロに見てもらうのが一番早いなと痛感しました。
こうして、教わった通りに、ブログの修正と更新を繰り返していくうちに、まさかの「習い事スクスク掲載」のオファーに繋がったのです!

ピアノ教室で最も大切なのは、ホームページではなく‥
自己流のホームページが完成して約半年後、初めてお問い合わせが来ました!
当時は「ピアノ教室」で検索しても、ずっと下位にしか表示されなかったので「よくぞ見つけてくれた!」と驚くほどでした。
けれど、私はまだ、自分のピアノ教室に自信が持つことができませんでした。
あれほど望んでいた体験レッスンなのに、自分の自信のなさから、お断りしてしまいました。
雇われ講師としてのピアノ指導経験はありましたが「自分のピアノ教室」としてのマインドが、弱かったのです。

自分のピアノ教室は、何を目指しているのか?生徒さんに、どうなってほしいのか?
この苦い経験から「自分らしいピアノ教室」を模索し続け、「ピアノdeクボタメソッド」や「リトミック教室」につながる、みやもとピアノ教室を確立していきました。

ホームページがなくても、立派なピアノ教室は、たくさんあります。
ピアノ教室で最も大切なのは、やっぱり「いいレッスン」と「いい先生」
だからこそ生徒さんに「今日もレッスンに来てよかった!」と思ってもらえるように。ピアノを通じて、生徒さんが幸せな人生を送れるように‥
一人一人に寄り添い、今日もひたすら全力で、レッスンしています。



